釣ったお魚を料理して味わう。お家に帰るまでが遠足です。と同じで、食べるまでが釣りの一部です。
先日、紀州釣りで釣ってきたチヌ3匹を料理して食べました。
25cmくらいのチヌ3匹です。
チヌの焼き酒蒸し
チヌを3枚におろして腹骨空いて、中骨を抜いて皮に切れ込みを入れておきます。
中骨抜くのは骨抜き(毛抜きみたいなやつ)でやりますが、魚が新鮮すぎると身がいかっていて抜きにくいです。一日置いたほうが抜きやすいです。取れないのなら柵取りして血合いごと取ってしまいましょう。
そして、塩・胡椒。
生姜を千切り(太め)にしておきます
うむ、千切りって言っていいレベルやないな。。
フライパンに油を引いて強火でチヌを焼きます。片面がパリっとしたらひっくり返して生姜を投入。一緒に火を通します。
ひっくり返した面に火が通ったらお酒を投入。フライパンの中で身が軽く浸るくらい入れます。火を弱めて蓋をして蒸し焼きにします。アルコールが飛んで入れたお酒が減ってきたら完成!
食べる!うまい!満足!
塩・胡椒の塩は少な目にしたほうがいいです。ちとしょっぱかった。。
これは『クレイジーフィッシング』さんのところにのっていたレシピです。我が家のチヌの定番レシピになっています。チヌ独特の風味がお酒と生姜の力でいい感じに仕上がります。似たような『キビレ』や『ヘダイ』で調理してもいい風味が出ません。我が家ではチヌ専用の調理方法になっています。
チヌのカブト煮
今回の3匹のチヌの頭とカマを煮付けにした一品。頭半分に割ろうかと思ったけど面倒臭かったのでそのまま調理しました。
まずはお湯にくぐらせて臭みを取り、残っているウロコや血などが取りやすくなるので綺麗にします。そのあと、酒200cc水150cc砂糖小さじ3入れて火にかけます。沸騰してきたらアクを取りながらコトコト。
コトコト火が通ったところで味を見ると良い出汁が出ています。砂糖の甘みが少なくいい感じの出汁だったんですよ。ここに醤油大さじ2,みりん大さじ0.5入れたら醤油辛くなってしもーた。醤油入れる前はええ感じやったのに。
ちょっと醤油辛いのでお水をダボダボ入れて調整。いい醤油加減になったら当然薄くなってもうた。。。
冷凍庫の奥から出てきた春に採ったわかめの茎を投入して出来上がり。
魚のカマの部分の身は大好きです。他の身に比べて筋肉質で美味しいです。
醤油加減は失敗しましたが、美味しく頂けました。
半年以上冷凍庫で眠っていた茎わかめは固かったです。冷凍しとるからいける!と思っていては駄目ですね。
チヌフレーク
チヌの身を3枚におろして腹骨すいて、中骨取って、皮引いて、塩してしばし置いておきます。その後、火が通るまで湯がいて一旦冷まします。冷めたらフライパンに戻してお酒をふりかけて身をほぐしていきます。ほぐれたら味付け。今回は冷蔵庫にあった白だしを少々。水分飛ばして完成。
白だしがどっぱって出たので味濃い目です。
冷まして冷蔵庫で保管中です。卵焼きの具として活躍してもらう予定です。
釣れたお魚さんは美味しく頂けました。海の恵みに感謝です。